H様事務所 屋根工事
2月8日に建方も終わり、着工からひと月たちました。
今日は屋根工事です。
着工からひと月で
段取り良く進んでおります。
お引渡しまで、あとひと月ですが
予定より早くお引渡しできそうです。
静岡発!ビフォーアンドアフター N様邸
今回静岡市葵区で、2階を減築して平屋にし、
同時に屋根の軽量化と耐震補強を行う工事を行います。
このお宅の木造の耐震診断をさせていただいたところ、
当初の構造評点が「0.1」でしたが、
今回、耐震補強をすることで、
「1.6」に数値を上げることができます。
構造評点の目安は次のとおりです。
0.7未満・・・倒壊する可能性が高い
0.7以上1.0未満・・・倒壊する可能性がある
1.0以上1.5未満・・・一応倒壊しない
1.5以上・・・倒壊しない
「減築」とは、床面積を広げる増築の反対で、
床面積を小さくすることです。
減築することで考えられるメリットには
次のような点があります。
・生活の動線が短くなり、生活しやすくなります。
・2階建てを平屋にすれば、バリアフリーしやすくなります。
・メンテナンスの費用が少なくて済みます。
・設備等も同時に替え、面積も縮小するため、光熱費等も安くなります。
住み慣れた家を、終の棲家となるように
減築リフォームをお勧めしました。
ほぼ骨組みだけにし、内装外装、設備ともに
全面リニューアルいたします。
うれしいお便り
三島市のchigiri様から
うれしいお便りをいただきました。
chigiri様の建物が、
第4回三島市景観賞の優秀賞を
ご受賞されたとのことでした。
優秀賞:「緑のセットバック・・・文盛堂書店&chigiri」
文盛堂書店とchigiriは、中央町に2軒並んで建っている、
書店と陶器などの雑貨店です。
経営者の違うまったく別の店舗であり、違う時期に建ちましたが、
どちらの店舗も建物の前面を自主的に3m強セットバックして、
緑の空間として開放してあります。
こういった緑のうるおうある景観づくりが、他の店舗や地域にも
波及することを期待して、今回の受賞が決まりました。
(三島市ホームページより抜粋)
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工事の担当者として、この朗報に、
当時の苦労や完成した喜びをを思い出しました。
設計の中村好文氏(レミングハウス)が
お店の前面をご覧になって、
「お隣と同じくらい下げて、
ここにポケットパークを作ってあげようよ。」
とおっしゃったことを思い出しました。
当時、平凡な考えだった私は、
お店の前は当然駐車場で、
もっと下げれば車が2台置けるなあと
思っていたので、私にとっては
インパクトの強いつぶやきでした。
お店の前を解放して緑のある空間を提供し、
街にうるおいをもたらす場を設けることは、
商店街のお店としては貴重な試みだと思います。
その先駆けとなった
chigiri様と文盛堂書店様、三島の商店街の
今後のご発展を願ってやみません。
このたびのご受賞、
心からお祝い申し上げます。













